2019年度入社式 吉田社長挨拶(要旨)

2019/04/01 トピックス

「皆さんが吹き込む新しい風に期待」


入社おめでとうございます。アドバンテストを代表して、皆さんを心から歓迎します。


昨日までの2018年度は、当社にとってとても素晴らしい1年でした。2019年度はどうか。足元では半導体の在庫調整などの理由により、半導体メーカーの投資が抑えられています。さらに、米中の貿易戦争や、イギリスのEU離脱、いわゆるブレグジットの先行きなど、世界経済には不透明、不確実な要素が数多くあります。
皆さんの中には心配する人もいるかもしれませんが、私はその必要はないですよと言いたい。
当社の中長期経営方針は、経営理念である「先端技術を先端で支える」ことができる会社であり続けるため、当社がどうありたいのか、何をなすべきなのかをまとめたものです。皆さんがアドバンテストで働いていく上で非常に重要ですので、まずは読んでください。
そこで触れていますが、今後、世界のデータ量は飛躍的に増えていきます。データ量の爆発は半導体の数を増やします。それだけでなく、価値の源となったデータを扱う半導体は、いわば社会インフラのような性質を持つようになります。社会インフラですから、より高い信頼性が必要です。すなわち、テストの重要性が増すということです。これから、半導体の数が増加し、かつテストの重要性が増しますので、我々の主力事業である半導体試験装置の市場は、上がったり下がったりを繰り返しながらも、中長期的に成長していきます。
ですから、心配する必要はありません。これから一緒に頑張っていきましょう。

2018年度は、アドバンテストにとって素晴らしい1年でしたが、アドバンテストグループの人たちの働く意欲をさらに高めることで、我々はもっと大きなことができると考えています。
その観点から皆さんにお願いがあります。これから社会人生活をスタートさせる皆さんは、新生活への不安もあるでしょうが、明るく、元気で、希望を持っていると思います。皆さんが今持っているその明るさ、元気さ、希望をこれからも持ち続け、ぜひ、アドバンテストに新しい風を吹き込んでください。そうして皆さんの周りの人たちもより明るく、元気にして、アドバンテスト全体をより働きがいのある会社に変えてくれることを期待しています。

社会人になり、環境が大きく変わりますので、健康には充分気をつけて、明るく元気に頑張ってください。

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