環境行動計画

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環境行動計画について

アドバンテストグループは、環境活動で重点的に取り組むべき課題を明確にし、中期計画として、「環境行動計画」を策定しています。環境経営の推進、グリーン製品の提供、事業プロセスの革新の3つに重点を置き、気候変動対策や脱炭素社会への対応に向け、環境マネジメントで責任ある取り組みを推進しています。

第8期アドバンテストグループ環境行動計画と2019年度活動成果の概要

第8期環境行動計画(2018-2020)では、3つの重点テーマおよび気候変動対策や脱炭素社会への対応に向けた環境目標を設定し、取組みを推進しています。

重点テーマ

  • 1. 環境経営の推進:環境マネジメントで責任ある取組みを推進し、社会の持続可能な発展に貢献する。
  • 2. グリーン製品の提供:コア事業、テスタ周辺ビジネスで、お客様の環境負荷低減に貢献する。
  • 3. 事業プロセスの革新:業務の効率化やエネルギー使用の効率化を推進する。

対象範囲(2020年3月末現在)

  • 1. 取り組み対象:アドバンテストグループ全社
    国内6事業所(関係会社を含む)
    海外主要7拠点(AAI,AEG,ASP,ATK,ATC,ATI,AMY)
  • 2. 対象期間 :2018年度~2020年度(3年間)

主な活動成果

2019年度の進捗状況は次の通りです。

環境経営の項目では、気候変動対策のCO2排出量削減の長期目標を策定し、公表しました。
また、ドイツの3事業所(ミュンヘン、アメラング、ボブリンゲン)で再生可能エネルギーの導入と照明のLED化が完了しました。
アメリカとドイツの再生可能エネルギー導入により、購入電力の再生可能エネルギー電力比率が28%となりました。
グリーン製品の提供では、SoC Test System V93000, Pythonで消費電力を15%削減しました。また、Memory Burn-in Tester B6700Dの冷媒使用量を83.2%削減しました。

温室効果ガス排出量算定では、上流から下流を含めたサプライチェーンにおいて間接的に排出される温室効果ガス(スコープ3)を把握、算出しました。スコープ3 CO2排出量では、「カテゴリ1:購入した製品・サービス」「カテゴリ11:販売した製品の使用」が全体の95%以上を占めており、この2つのカテゴリをスコープ3の重点項目として目標を設定し、温室効果ガス排出量の削減活動を推進します。

重要
課題

環境方針との関連

活動項目

活動項目(2020年度目標詳細)

2019年度実績

環境経営の推進
  環境マネジメントの推進 1) 気候変動への適応 気候変動がもたらす経営リスクを把握し、2020年度末までに適応策を取りまとめる。 TCFDへの賛同を表明
GHG削減の長期目標を策定し公表
2) グローバル環境教育の推進 毎年1回e-learningを実施する。 国内・海外ともにe-learningによる環境教育を実施
受講率:98.5%
3) 環境貢献活動、教育支援活動の推進 環境・社会貢献活動、教育支援活動を推進する。

【国内】8件実施(以下主な活動)

  • 近隣小学校を対象にした理科特別授業を実施し、小学生105名が参加
  • 自然観察会を実施し、地域の小学生41名が参加
  • 事業所周辺の清掃活動を定期的に実施

【海外】15件実施(以下主な活動)

  • フードドライブ活動を実施(シンガポール)
  • 住宅改修ボランティアを実施(アメリカ)
  • 商品券を小児病院に寄付(ドイツ)
  • 海岸清掃を実施(アメリカ)
  環境保護と資源の持続可能な利用 生物多様性の保全
1) 森林保全活動の推進 各拠点で、森林保全活動を実施する。 「赤城山国有林」で間伐ボランティアを実施、社員28名が参加
2) ビオトープの育成と活用 ビオトープを育成し、活用する。
(近隣小学校を対象にした自然観察会、絶滅危惧植物の保護)
群馬R&Dセンタでビオトープ関連の活動を2件実施
気候変動対策の推進
1) CO2排出量の削減 グローバルのCO2排出量(Scope 1+2)を2030年末までに30%削減(2018年度比) 2019年度のCO2排出量:33,385t-CO2(2018年度比10.7%削減)
2) 再生可能エネルギーの活用 グリーン電力の購入や太陽発電の導入を促進する。 AAIで9,650MWh/年のグリーン電力を購入
AEGで13,422MWh/年のグリーン電力を購入
グローバルでの再生可能エネルギー電力比率:28%
3) 水資源の保全 2016年度の水準を維持する。(288,000m3/年以下) 2019年度260,838m3/年(日本+海外)
  環境関連法令の遵守、汚染の防止 資源循環リサイクルの促進 廃棄物リサイクル率を向上させる。  
1) 国内拠点
リサイクル率の維持管理
国内拠点のリサイクル率 90%以上を維持管理する。 国内リサイクル率:87%
(2019年度集計方法を見直しました)
2) 海外拠点
リサイクル率の向上
海外拠点のリサイクル率 65%以上を目指す。
(施策:リサイクル基準の再確認、処理方法の見直し)
海外リサイクル率:68%
グリーン製品の提供
 

お客様の環境負荷低減

1) 新製品の省エネ性能の向上 新製品で単位性能あたりの消費電力を20%以上削減する。
  • 車載MCU測定の量産機で消費電力を20%削減
  • SoC Test System V93000 Pythonで消費電力を15%削減
  • Mask MVM-SEM E3650で計測100点あたりの消費電力を50%削減
  • Test Handler M4872の単位性能あたりの消費電力を66%削減
  • Memory Test System T5503HS2デジタルモジュールで消費電力を51%削減
2) 省資源、小型化、部品・材料削減 対象製品で省資源、小型化、部品・材料削減を達成する。
  • Memory Burn-in Tester B6700Dの冷媒使用量を83.2%削減
  • SoC Test System V93000 PythonのPCB設置面積を30%削減
  • E-Beam Lithography F7000Sで消費電力を80%削減
3) フロリナートの代替と使用量削減 フロリナート代わる代替冷却技術を確立し、実用化する。 2020年度出荷予定のシステムで継続中
4) グリーン製品のCO2削減効果の算定と公表 グリーン製品によるCO2削減効果を算定し、社会の貢献度を公表する。 GHGのScope 3 Category11で販売した製品の使用によるCO2排出量を算定
2019年度:809.7千t-CO2
5) 新製品の拡販 新製品に置き換えを促進し、顧客の省電力化に貢献する。 Display Driver Test System T6391_RND440を販売促進
顧客生産ラインの電力削減効果:約6GWh/年
事業プロセスの革新
  事業プロセスの革新 業務の効率化や省エネを推進 業務の効率化やエネルギー使用の効率化を推進する。  
1) 生産効率化 新製品、新規生産委託品で1ヵ月生産を目指す。 Memory Test System T5503HS2で2020年度継続実施
プローブカード製造工期を2017年度比10%削減する。 2018年度は11%削減
新プローブ生産工数をウェハ単位あたり18%以上削減する。 NAND PC Probeで29%向上
2) 建物設備の省エネ、高効率化 老朽化設備の更新による高効率化と電力使用の平準化を推進する。 計画された設備の更新により
原油換算:195kl削減
Advantest Europe GmbH (AEG) でオフィス照明をLED化し、消費電力を40%削減する。 2018年度にLED化完了
年間電力削減効果:約790MWh
Advantest Europe GmbH (AEG) でオフィス空調の冷房電力と暖房燃料の使用量を削減する。 新しい空調システムが稼働
3) 製品開発と生産の業務効率を改善 グローバルで多様な製品開発と生産業務の効率改善が期待できるGlobal PLMシステムを構築する。 完了(2019年度から運用開始)
カスタムPB設計の業務改善による設計工数を削減する。 カスタムPBの平均設計工数を40%以上削減
DIメカ製品の設計移管工数を削減する。 HF機構設計業務の移管工数を40%削減
4) サプライチェーンでの環境負荷低減 生産委託先のCO2排出状況を調査する。 GHGのScope 3 Category 1で購入した製品サービスによるCO2排出量を算定
2019年度:400.5 千t-CO2
SoC Test System V93000の購買物流のCO2排出量を36%削減する。 2019年度は27%削減
SoC Test System V93000の梱包廃棄物量を6%削減する。 2019年度は2.5%削減