小さなボディのフレキシブルな無線データロガー「AirLogger™」シリーズの海外対応を拡充

2019/01/07 トピックス

中国、ベトナムで利用可能に

株式会社アドバンテスト(本社：東京都千代田区　社長：吉田芳明)は、無線データロガー「AirLogger™」シリーズの海外対応を拡充します。これまで、海外対応は無線温度ロガー「AirLogger™ WM1000」の米国対応のみでしたが、このたび、市場からの強い要望にお応えし、中国およびベトナムに対応しました。また、「温度」「電圧」「ひずみ」の計測が可能な無線データロガー「AirLogger™ WM2000」についても、日本国内のほか、中国、ベトナムでの利用が可能となります。

「AirLogger™」は、小型の測定ユニットから、USB型のPC通信ユニットへ無線通信で測定データを送信し、パソコンに表示／保存する画期的なデータロガーです。従来困難であった、タイヤ等の回転体や動体の測定にも対応。既に自動車産業を始めとする各種産業の研究開発から生産に至るまでの現場で採用され、大小さまざまな空間や、遮蔽空間など、多様なフィールドで活躍しています。

配線作業の煩わしさからの解放に加え、複数ポイント同時測定、各種計測同期モニタリングが可能なAirLogger™シリーズは、今後、海外での作業効率向上にも寄与していきます。

なお、1月16日から東京ビッグサイトで開催される『第3回ロボデックス – ロボット［開発］・［活用］展 – 』に本製品を出展いたします。会場にて、ぜひ実物をご覧ください。

AirLogger™ 使用イメージ

製品の特長

無線温度ロガー「AirLogger™ WM1000」

温度測定に特化した1ユニット1ch仕様の超小型の温度ロガー。IP54相当の防水性を持ち、市販のボタン電池で駆動。一つのPC通信ユニットで100ユニットまでのデータを受信可能。

無線データロガー「AirLogger™ WM2000」シリーズ

「温度/電圧」「ひずみ」の2種類の測定ユニットで、「温度」「電圧」「ひずみ」の計測に対応。「温度/電圧ユニット」に電圧出力型の各種センサを取り付けることにより、「湿度」「照度」「圧力」「風速」なども計測可能。「温度/電圧測定ユニット」「ひずみ測定ユニット」から取得した異なるデータも、一つのPC通信ユニットで一度に受信でき、用途に合わせたフレキシブルな組み合わせの計測が可能。