環境データ集計の対象範囲と期間
環境データ(Excelファイル)はサステナビリティ関連資料に掲載しています。
温室効果ガスに関連するデータの集計方法と考え方
事業所の温室効果ガス排出量
事業所内の電力、熱、燃料の使用、温室効果ガスの使用(製造プロセス用、設備等)をもとに集計しています。
参照したガイドラインおよび電力、燃料のCO2排出係数、熱量換算係数
購入した製品およびサービスによるCO2排出量 ≪Scope3 Category1≫
当社が購入した製品およびサービスによるCO2排出量は、購入物品ごとの購入金額合計に、国立環境研究所が発行する「購入者価格基準のグローバル環境負荷原単位」に対応する原単位を乗じて算定しています。
購入金額から輸送費の切り分けが不可能であるものについては、その輸送に伴う排出量はCategory4「一次サプライヤーから当社への輸送段階のCO2排出量」ではなくCategory1排出量に含めて集計しています。
製品使用時のCO2排出量 ≪Scope3 Category11≫
製品使用に伴うCO2排出量は、今年度に販売した製品の生涯の電力使用量にIEAが発行する「IEA Emissions Factors 2023」のWorldの排出係数を乗じて計算しています。製品使用時のCO2排出量は、以下の式で算出しています。
販売台数 × 稼働時消費電力 × 年間稼働時間 × 使用年数 × CO2排出係数
CO2排出量算定は、当社グループが販売する半導体試験装置のうち、SoCテストシステムおよびメモリテストシステムを対象としています。 生涯の電力使用量は、製品の使用期間を10年と仮定し、製品ごとに販売台数および算定対象システムの製品仕様に基づき算定した消費電力量を乗じて算定しています。
Scope3の算定概要
資源に関連するデータの集計方法と考え方
廃棄物発生量
事業所から発生する産業廃棄物、一般廃棄物の総重量としています。
国内廃棄物発生量について有価物を含んだ重量で集計し、開示しています。
用水使用量・排水量
その他の環境データの集計方法と考え方
化学物質の管理法
化学物質については、安全管理および法規制遵守のため、社内で使用する化学物質の登録・安全審査・瓶・包装単位での収支管理を行っています。また、化学物質取扱いの基礎となるSDSは常時閲覧が可能となっています。
水質汚濁物質排出 (BOD、COD) 量
排水濃度に排水量を乗じた量。法的要求および契約などその他の要求がある事業所を対象としています。
大気汚染物質排出 (NOx、SOx) 量
排気濃度に排気量を乗じた量。法的要求および契約などその他の要求がある事業所を対象としています。