業績予想

2025年4月25日発表
(億円)

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2023年度
実績
2024年度実績 2025年度業績予想
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 前年度比
売上高 4,865 1,387 1,905 2,182 2,323 7,797 7,550 -3.2%
売上原価 -2,405 -618 -804 -993 -931 -3,346 - -
販売費および一般管理費 -1,590 -456 -468 -494 -536 -1,954 - -
その他の収益・費用 -54 0 3 -3 -215 -215 - -
営業利益 816 313 636 692 641 2,282 2,420 6.1%
(売上高比率) (16.8%) (22.6%) (33.4%) (31.8%) (27.6%) (29.3%) (32.1%)
金融収益・金融費用 -34 6 -29 14 -25 -34 - -
税引前当期利益 782 319 607 706 616 2,248 2,400 6.8%
(売上高比率) (16.1%) (23.0%) (31.9%) (32.3%) (26.5%) (28.8%) (31.8%)
法人所得税費用 -159 -80 -153 -187 -216 -636 - -
当期利益 623 239 454 519 400 1,612 1,790 11.1%
(売上高比率) (12.8%) (17.2%) (23.9%) (23.8%) (17.2%) (20.7%) (23.7%)

今後の当社グループを取り巻く事業環境を展望しますと、暦年2025年の半導体市場は、前年に引き続きAI関連向け半導体需要が牽引するものと見ています。半導体試験装置市場においても、自動車や産業機器向けなどのAI関連用途以外の需要回復にはなお時間を要するものの、半導体の複雑化および生産拡大を背景に、AI関連向け試験装置需要は引き続き高水準に推移するものと見込んでいます。AIに関連した半導体に参入する企業の増加も、この需要に寄与するものと考えます。

一方で世界経済を俯瞰しますと、継続する地政学リスク、急激な為替変動リスクなど、当社グループを取り巻く事業環境は先行きの不透明感が強まっています。

これらの見通しを踏まえ、2025年度の通期連結業績予想については売上高7,550億円、営業利益2,420億円、税引前利益2,400億円、当期利益1,790億円を予想しています。予想の前提とした為替レートは、米ドルが140円、ユーロが155円です。

なお現時点では、関税措置による当社グループ事業および業績への直接的な影響は軽微であると認識しています。しかしながら、当社グループを取り巻く事業環境は不確実性を増しており、依然として予断を許さない状況にあると捉えております。

当社グループは、外部環境の変化に絶えず注意を払い、機敏かつ柔軟に対応するとともに、引き続き第3期中期経営計画で掲げた施策を推し進めることで中長期的なステークホルダーへの提供価値拡大に取り組んでまいります。

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