メモリ・テスト・システム「T5851」が「フラッシュ・メモリ・サミット」 で「Best of Show award」を受賞

2016/09/07 トピックス

株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:黒江 真一郎)のメモリ・テスト・システム「T5851」が、8月9日(火)~11日(木)にアメリカのサンタクララで開催された「第11回フラッシュ・メモリ・サミット」において、最高の賞にあたる「Best of Show award」を受賞いたしました。

「T5851」は、フラッシュ・メモリの性能、利便性、耐久性、電力効率向上に貢献する画期的なテスト手法が、審査員各位から高い評価をいただきました。「T5851」のマルチ・プロトコル試験機能は、次世代高速メモリUFS (Universal Flash Storage)やBGAタイプPCIe  SSDのテストを一台でカバーし、お客様の設備投資および開発リスクを最小化します。また、デバイスの 完全個片試験と、アドバンテストが独自開発したハードウエア・アクセラレータにより、業界トップクラスのテストタイムを実現します。

「T5851」はプロトコルNANDデバイスの量産工程向けだけでなく、信頼性試験および検証試験向けにも設計されたシステムです。当社のメモリ・テスト・ハンドラ「M6242」と合わせて使用することにより、最大同時測定個数768個までフレキシブルにシステムを構成することができます。

本件の審査委員長のJay Kramer氏からは、「家電製品にも用途が拡大しているフラッシュ・ストレージ市場では、拡張性に優れたテスト・システムが求められています。スマートフォンやタブレット向けをはじめとする多種多様なメモリICのテストを、開発から量産まで幅広くカバーする『T5851』の受賞を、私たち審査委員は大変うれしく思います。」とコメントをいただきました。

当社は、低消費電力モバイル機器向けに活況が続くNANDフラッシュ・メモリ市場において、「T5851」の先進性が認められたことを誇りに思うとともに、これからも顧客満足度のさらなる向上を目指してまいります。

 本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過またはさまざまな事象により予告無く変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。