紫光集団傘下のUnigroup Spreadtrum & RDA社が最新の「V93000 Wave Scale」を導入

2018/03/12 トピックス

モバイル用最新チップセット向けテスタに「V93000 Wave Scale」が選定される

株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:吉田 芳明)は、中国ファブレス大手のUnigroup Spreadtrum & RDA社(以下:スプレッドトラム社)向けとして、中国のOSAT数社に複数台の「V93000 Wave Scale」テスタを設置しました。「V93000 Wave Scale」がスプレッドトラム社の次世代BB RF-SoC(Baseband Radio Frequency System-on-Chip)デバイス向けテスタに選定されたことによります。

世界有数のICデザイン会社であるスプレッドトラム社は、数年前より「V93000」テスト・システムを使用してきましたが、最新の「V93000 Wave Scale」世代を採用するのは初めてです。

当社の革新的な「Wave Scale RF」「Wave Scale MX」モジュールは、その多数個同時測定能力により、RF-SoCデバイスの測定を低コストで行うことができます。このモジュールは、LTE、LTE-Advanced、LTE-A Proといった規格のデバイスはもちろん、LTE-M、WLAN、GPS、ZigBee、Bluetooth、IoTなどを含む次世代5GのチップセットICに対して同時測定効率の高いテスト方法を提供します。

スプレッドトラム社オペレーション担当シニア・バイス・プレジデントのSteven Yuan氏は「移動通信用チップセットのリーディング・サプライヤーとして、将来の5G通信規格の試験に対応できるパートナーを探していました。最新テスト・ソリューションを最小限の投資で提供してくれるアドバンテストは我々の条件にぴったりです」と述べています。

「V93000」テスト・システムと「Wave Scale」モジュールは、3月14日~16日に中国上海で行われる展示会「SEMICON China」の当社ブース(N4ホール #4425)で展示されます。

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