計測システム「EVA100」の高電圧半導体向け新モジュールを発表

2018/11/12 製品情報

株式会社アドバンテスト(本社:東京都千代田区 代表取締役 兼 執行役員社長:吉田 芳明)は、コンシューマー製品用ハイパワーICのテストが可能な、計測システム「EVA100」の新モジュール「HVI」を発表しました。

「HVIモジュール」は、AC / DCコンバータやDC / DCコンバータ、モーターコントローラ、LEDドライバ、ゲートドライバ、高電圧スイッチなど、電子機器に幅広く使用されるPOWER MOSFETデバイスのリーク電流やブレイクダウン電圧を高精度に測定できます。「EVA100」プラットフォームの測定アプリケーションを拡大し、ユーザの生産性と投資効率の向上に貢献します。

「HVIモジュール」を使用することで、「EVA100」の測定範囲は、単一モジュールの場合で1,000 V(±8 mA、 パルス電流 ±20 mA)、2枚の「HVIモジュール」を縦列に接続することで、最大2,000 Vまで拡張できます。並列接続では、1,000 Vで±16 mA、パルス電流 ±40 mAの出力が可能です。また、電圧または電流を出力した状態で測定モードをグリッジ無しで切り替えられる、ホット・スイッチング機能を実現し、テスト・プログラムの簡易化および測定時間の削減を実現しています。

コンパクトなサイズに多彩な測定機能を収めた「EVA100」は、デバイスの評価工程から量産工程までスムースに展開できます。システムの拡張性にも優れ、幅広い品種展開にスピーディーかつ低コストで対応可能です。

「HVIモジュール」は、2019年1月~3月期までのデリバリーを予定しています。

EVA100 HVIモジュール

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