“Navigating Complexity with Scale and Velocity”
明けましておめでとうございます。
昨年はAI需要の加速により、業績が想定以上に好調に推移しました。今年度の見通しや中期経営計画の目標値も過去最高水準に引き上げました。
2026年については、AI関連投資の減速懸念もあるものの、AI向け先端半導体やカスタムASIC、ハイエンドメモリへの投資は継続すると見込まれ、事業環境はさらに明るくなると確信しています。半導体市場は2026年に1兆ドル規模に迫るとの予測もあり、当初想定より数年早い成長が見込まれています。
半導体テスト市場では、デバイスの複雑化やチップコスト高騰により、顧客はテスト時間・工程の増加を余儀なくされており、またデバイスのライフサイクル短期化も相まって迅速なテストソリューションの提供が急務となっています。テストは単なるコストではなく、品質と歩留まり向上のための付加価値創出工程へと進化しています。
2026年の私たちのチャレンジは、以下3点です。
1. 統合テストソリューションプロバイダーへの進化
デバイスの複雑化がもたらすテスト課題には、より統合的なテストソリューションが必要です。研究開発や外部投資、パートナーシップを通じて技術補完を進めていきます。
「Automation of Test」と「Distribution of Test」の施策を掲げ、工程を横断した自動化や後工程の最適化を通じて、顧客のTime to Market短縮、歩留まり向上、全体効率最大化を目指します。
2. Scalingによる供給能力の拡大
急速な業界成長に対応するため、過去数年で生産能力を約3倍に拡大しました。供給能力は当社の競争優位性の源泉であり、今後もSoCテスタとメモリテスタの供給能力を段階的に拡大し、予測困難な需要にも柔軟かつ迅速に対応できる体制を構築します。
3. 業務実行のVelocity向上
研究開発から業務運営・管理に至るまで、スマートかつ効率的な働き方とAIツール活用を推進します。昨年制定したAIポリシーに基づき、AIツールによる業務品質・スループットの向上、イノベーション創出、データ分析による品質改善・戦略策定の支援など、あらゆる業務の速度を高めていきます。
最後に、INTEGRITYを体現する当社の企業文化は、世界中の顧客との信頼を育み、社員と会社との相互成長、そして持続的な企業価値創造へとつながっています。持続可能性とは「現在のニーズを満たしつつ、将来の世代が自分たちのニーズを満たせる能力を奪わないこと」です。社員一人ひとりが未来を牽引する原動力であり、Scale(規模)とVelocity(速度)を兼ね備えたソリューションで複雑性の時代を切り拓いていきます。
今年も良い年にしましょう。
アドバンテストについて
アドバンテストは、計測技術をコアテクノロジーとするテスト・ソリューション・カンパニーです。1954年の創業以来、エレクトロニクスの発展とともに成長し、人びとの暮らしの「安全・安心・心地よい」をサポートしてきました。主力製品となる半導体試験装置は世界最大手であり、当社の海外売上高比率は9割を超えています。アドバンテストは、「先端技術を先端で支える」という企業理念のもと、進展著しいデジタル社会のインフラストラクチャーである半導体の品質や信頼性の向上を通じて、社会の持続可能な発展に寄与しています。詳しくは当社ウェブサイト(www.advantest.com/ja/)をご参照ください。
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