Sub-2nmノードフォトマスク対応のMASK CD-SEM
微細化と複雑化が進む最先端デバイスのリソグラフィ工程では、多重露光によるマスク枚数の増加やパターン形状の高度化により、測定ポイント数が飛躍的に増加しています。
さらに、マルチビームマスクライターの導入や高性能コンピューティング技術の進展により、曲線パターンの設計が可能になり、曲率を考慮した新たな測定手法の導入も進んでいます。これらに伴い、マスク上のパターンと設計データとの微細な差異を正確に把握することが、これまで以上に重要な課題となっています。
E3660は、高精度かつ高速な測定を実現し、忠実性と再現性に優れたSEM画像および独自の測定ソリューションの提供により、EUV露光を始めとする最先端マスクやナノインプリント用マスターテンプレートの測定ニーズに応えます。

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測定精度大幅向上
前機種の「E3650」と比べ、測定精度は20%以上向上しました。 -
ラージフィールド測定(広視野測定)
高精度広視野SEM画像による多点同時測定を実現しました。さらに、高精度のSEM輪郭像抽出機能により、リソグラフィーシミュレーションを強力にサポートします。 -
CD測定の長期安定度の向上
ZステージによるFocus制御方式およびオゾンによるIn Situ Cleaning技術を採用し、無調整でも長期間安定したCD測定を可能にしています。 -
DBM(Design Based Metrology)対応
設計情報を基にしたルールベース・アプローチにより、多点測定レシピを自動生成し、Hotspotや狭小パターンを高精度に測定できます。 -
Curvilinearパターン測定
曲線パターンに対応した独自の測定アルゴリズムを提供しています。
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※詳細については、弊社営業担当にお問い合わせください。
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- MASK MVM-SEM® E3640
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