サスティナビリティ経営推進担当役員メッセージ

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アドバンテストは、1954年の創業以来、電子計測技術を磨き続け、エレクトロニクスの発展と共に成長してきました。現在のコア事業である半導体テストシステムは、社会インフラの基盤をなす半導体の安全性や信頼性を間接的に担保することで、安全・快適で持続可能な社会の実現に貢献しています。

近年、気候変動や人権、資源の枯渇などが社会の持続可能性(サスティナビリティ)に懸念を及ぼす課題が次々と明らかになり、国連で2015年に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、2030年までの解決すべき国際社会の課題に対する共通目標が示されました。また、2016年には気候変動対策の新たな国際ルールとしてパリ協定が発効され、世界中で持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みが広がっています。
こうしたサスティナビリティ課題を積極的に捉え、2019年に国連が提唱する世界的なイニシアチブである「国連グローバル・コンパクト(以下UNGC)」へ参加し、「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野、10原則の尊重と実践に努めております。
また、2020年にはTCFDの提言への賛同を表明するとともに、私たちの事業活動で発生する温室効果ガス排出量の削減目標を策定およびRE100への加盟など、具体的な活動を進めています。

アドバンテストでは、2016年に持続可能な業績パフォーマンス、コンプライアンス体制の確立、環境負荷の低減や腐敗防止など、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)と評価指標を設定し、2018年までの3年間に亘って全社で目標達成に向けて取り組んでまいりました。
2019年にはこの3年間の活動を振り返り、私たちの事業が社会に与える影響や、社会課題との関りを考慮して、マテリアリティおよびサスティナビリティ目標を設定し、さらに2020年には新たな体制を確立して活動をスタートさせています。
2019年に刷新した「The Advantest Way」では、新たに「ESG推進によるサスティナビリティ」を定義し、合わせて私たちが社会と如何に向き合うべきかを行動基準として示すことで、我々のビジネスと世の中とのつながりや社会に与える影響および我々が取るべき行動を、グローバルの全従業員が共有できる基盤としました。

アドバンテストは、事業を通じて社会に様々な価値を提供できるものと考えており、当社の主力事業である半導体テスト事業では、世の中のあらゆる場面で使われる半導体の信頼性を担保することで、社会の「安心・安全・心地よい」と「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現を目指すとともに、持続可能な未来に貢献してまいります。

今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2020年10月
常務執行役員
サスティナビリティ経営推進担当
三橋 靖夫