リスクマネジメント体制
リスクマネジメントの考え方
アドバンテストは売上高の9割以上を海外市場に依存しているため、リスクマネジメントも複数の国・地域をまたぐ対応が求められます。迅速な対応の鍵となるのは、トップダウン、ボトムアップの双方向でリスクに立ち向かうマネジメント体制と考えています。
リスクマネジメントの体制と組織
アドバンテストでは、内部統制委員会が定めたリスクマネジメント方針のもと、各ユニットがリスクマネジメントを行い、その状況を内部統制委員会が監督・評価してフィードバックを行っています。
その他、情報開示に関するリスクは開示委員会、コンプライアンスに関するリスクはChief Compliance Officer(CCO)に、情報が適時または定期的に集約されます。有事に関しては危機管理本部が対応し、気候変動リスクに関してはサステナブル経営推進ワーキンググループが対応しています。また、米中貿易戦争をはじめとする貿易問題には、グローバル組織であるUS-China Trade Compliance Projectが対応しています。

サステナビリティ・データブックのリスクマネジメントでは、サステナブル経営推進ワーキンググループと危機管理本部の取り組みについて紹介します。