ESG推進の基本方針と体制

アドバンテストグループは、ESG推進基本方針に基づき、環境・社会・企業統治に関する重点課題の長期目標設定とKPIを明確にし、社会的課題の解決に貢献できるよう責任ある取り組みを推進します。

ESG推進基本方針

  1. 当社は、「The Advantest Way」に掲げる企業理念のもと、ESGへの積極的な取り組みが自社と社会のサステナビリティの両立に不可欠であるとの認識に立ち、中長期的な企業価値の向上を目指します。その責務を果たすため、ステークホルダーを尊重し、環境への配慮や社会との調和を図りつつ、稼ぐ力を透明性のある意思決定と行動でバランスよく強化・拡大していきます。また、SDGsへの貢献も意識し持続可能な社会の実現に取り組みます。

  2. 当社は、以下の実践を基本方針とします。

    (1)

    環境保全および環境負荷の低減に取り組みます。

    (2)

    豊かな社会の実現のため、グローバル企業として社会的な責任を果たしていきます。

    (3)

    顧客を尊重し、顧客のニーズを満たす高品質の製品・サービスを安定的に提供します。

    (4)

    株主・投資家を尊重し、適正な利益還元と情報開示を行います。

    (5)

    従業員を尊重し、公正に処遇するとともに、働きやすい職場をつくります。

    (6)

    取引先を尊重し、相互の発展に向けて協力関係を築いていきます。

    (7)

    公平、効率的、かつ透明性の高いガバナンス体制を構築します。

推進体制

アドバンテストは、サステナブル経営のガバナンス機能を確立するために、2020年度「サステナブル経営推進ワーキンググループ(SMWG)」を新設しました。このSMWGは経営会議直結の組織で、各本部の担当役員等のユニットリーダーによって構成されます。
SMWGのサポートのもと、各ユニットにおけるESG課題をもとに、「ESG行動計画」を策定しました。「ESG行動計画」は経営会議での審議のもと承認され、その後、各ユニットでの具体的な施策として展開し、取り組みが遂行されます。「ESG行動計画」の達成状況については、年に2度、経営会議および取締役会へ報告され、議論、評価されます。

報告と情報開示

SMWGは、「ESG行動計画」の実施状況を年2回、経営会議および取締役会に報告します。また、社外に対しても、統合報告書等を通して適時適切な情報開示に努めます。