環境教育
環境教育の基本的な考え方
アドバンテストグループでは、従業員が環境問題に取り組むために以下の2つの視点を持つことが重要と考えています。
- 従業員一人ひとりが環境問題を常に身近な問題であると意識できる
- 事業活動、家庭生活のなかで自分に何ができるのか、何をするべきかを考えられる
1に対しては環境一般教育を実施すること、2に対しては社内SNS「My LIFE. ON.」による従業員一人ひとりの取り組みを共有する場を提供することで、グローバルな啓もう活動を推進しています。
主な環境教育プログラム
プログラム名 | 教育 |
---|---|
新入社員研修 | 新入社員への環境意識の啓発教育 |
環境一般教育 | アドバンテストグループの環境方針の理解、および環境保全全般についての教育 |
内部環境監査員教育 | 内部環境監査員の養成およびレベルアップ教育 |
化学物質管理 | 化学物質の取り扱いおよび安全管理についての教育 |
特定業務の力量教育 | エネルギー管理、公害防止および廃棄物管理など、特定業務従事者に必要な力量の維持・向上の教育 |
環境一般教育
アドバンテストグループでは、全従業員が環境保全活動に継続して取り組むことを目的とし、環境一般教育をグローバルで実施しています。
環境一般教育資料では、アドバンテストグループ環境方針に基づき5つの項目の取り組み内容とその環境影響を解説し、SDGsや地球温暖化などに対する理解をとおし環境意識の啓発に努めています。資料の最後には学んだ内容に関する複数の設問を設け、従業員一人ひとりの理解度を確認しています。2021年度の受講率は97.0%でした。
2021年度 環境一般教育受講状況
対象者(名) | 受講者(名) | 受講率(%) | |
---|---|---|---|
国内 | 2,741 | 2,741 | 100 |
海外 | 2,802 | 2,638 | 94.1 |
全体 | 5,543 | 5,379 | 97.0 |
環境教育をさらに充実させるため、当社は環境教育動画を作成しました。2022年度からは動画を使ってより分かりやすく親しみやすい環境教育を実施します。加えて、地球のデータをリアルタイムに映すインタラクティブ地球儀を購入・設置しました。地球の大気温変化や、過去/現在/未来の地球を学べるこのツールをとおし、地球規模の環境教育を推進していきます。
インタラクティブ地球儀
社内SNS「My LIFE. ON.」による、グローバルな啓もう活動
アドバンテストは社内SNS「My LIFE. ON.」をグローバルで運営しています。このSNSは、従業員が人/環境/社会によい活動を投稿し、それを見た人が「いいね」やコメントを入れて活動を応援することで、楽しみながらSDGsに貢献できる場となっています。
グローバルで推進体制を構築、イベント開催
アドバンテストは、従業員の活動参加を推進する仕組みをグローバルで構築しています。世界8拠点のSDGs推進メンバーが年3回オンライン会議を開き、各拠点が独自に行っている活動の報告や、グローバルで共に行うイベントを企画・運営しています。

「環境絵画・写真コンテスト」に寄せられた
従業員の子供の作品
2021年度は、6月5日の世界環境デーを記念し「環境絵画・写真コンテスト」を開催、世界中の従業員やその家族から、環境をテーマとした合計353点の絵画や写真が寄せられました。それらの作品は「My LIFE. ON.」に投稿され全社でシェア、従業員の環境意識の向上のみならず、コミュニケーション向上にも貢献しました。
また、社内SNS「My LIFE. ON.」をとおして、従業員の貢献活動を積極的に応援している結果、世界中の従業員から環境・社会貢献に関するたくさんの活動が投稿されています。
献血100回をめざす従業員の活躍
2020年から継続してMy LIFE. ON.に投稿されている、“生涯で献血100回を目指す”従業員の活動があります。この活動は大反響を呼び、約400ビュー、50以上の「いいね」と共にSDGsを意識した仲間づくりにつながっています。
My LIFE. ON.投稿画面とコメント画面