「V93000 Port Scale RF」JCET社に通算800台目を出荷

株式会社アドバンテスト（本社：東京都千代田区 社長：黒江真一郎）は、この度、中国の江蘇長電科技股份有限公司（JCET社）において通算800台目の「V93000 Port Scale RF」を出荷し、稼働を開始したと発表しました。800台目のシステムは、テスト・システム「V93000」ならびにRFモジュール「Port Scale RF」、デジタル・モジュール「Pin Scale 1600」およびアナログ・モジュール「MB-AV8+」で構成されています。JCET社では、このシステムをモバイル機器向けRF SoCデバイスおよび3G/4G/LTE RFトランシーバのテストに使用しています。

JCET社Integrated Circuit Business UnitのBob Wang ゼネラル・マネージャーは、「当社は2007年という早い時期から『V93000 Port Scale RF』を導入してきました。今後もアドバンテストとの強固なパートナーシップで、テスト能力の最適化とコスト削減を継続します。」と述べました。

「V93000 Port Scale RF」は、RFデバイス・テストの業界スタンダード機として、中国をはじめとする世界各地のファブレス企業を含むワイヤレス・デバイス・メーカー各社に採用いただいています。システムの優れた性能と高い稼働率により、ユーザーは高品質かつ低いコストのテストを実現できます。

「V93000 Port Scale RF」は、「V93000 Smart Scale」シリーズの特長である優れたシステム拡張性により、他に類を見ないフレキシブルな生産を可能にします。また、コストにシビアなパワーアンプやIoTデバイスなどのローエンド・デバイスから、オクタル・サイトLTEトランシーバのようなハイエンド・デバイスまで、幅広いワイヤレス・デバイスを優れた同時測定能力でテストします。